奥丹波の自然酒 □土酒 宮垣農産の五百万石を飲んだ感想
1口目、『うわ、硬い』と感じる。
味の強いツマミと合わせると『水か?』というくらいあっさりしてくる。
それでいて、赤から鍋なんかの濃い味付けの料理にもにもスッと寄り添ってくれる。
五百万石の香りは適度にあるが、ふんわり系ではなく好感が持てる。
全体として落ち着いていて旨い。92点。
(飲んだ時期:2022年10月)
奥丹波の自然酒 □土酒 宮垣農産の五百万石の補足情報
精米歩合:60%
アルコール度数:14度
日本酒度:0.5
酸度:1.2
米:五百万石
〇△□とシリーズがあり、これは□。
同じく奥丹波の自然酒のシリーズで、酒米が野条穂の□(四角)のものもあるが、それは瓶に貼ってある紙の表記も違うので、よく似ているが微妙に異なるものだと思われる。
卸業者さんのコメントなどを見ていても『水のようだと言われる』ともあったので、たぶん私の感じ方は正解と言うか、造り手の狙い通りなのだろう。
まあこれで2200円くらいのお酒だから、その値段を出すかと言われるとまた別の話なのかな。