千羽黒乃と言えば、ここ数年で人気急上昇中の、麻雀系歌ってホラゲもできるバーチャルYouTuberです。
そのプロフィールはと言うと、ばーちゃる高尾山に住む鴉天狗であり、年齢は1011歳、性別は不明です。
(見た目は可愛らしい12歳くらいの女の子ですが)
圧倒的な麻雀の強さを誇り、多くのプロもプレイしている雀魂の総合順位トップ10入りしていることを考えれば、その雀力は国内レベルで見ても相当高いと言えます。
そんな千羽黒乃、実は最初の自己紹介動画の時に、『山奥の生活に退屈していた時、人間界でバーチャルYouTuberなるものが流行っていることを知り、楽しそうなのでバーチャルYouTuberとして活動することにしてみた』と発言しています。
つまり、YouTubeに映っている千羽黒乃は、あくまで山奥の生活に退屈した鴉天狗が、『バーチャルYouTuber』として姿を表したものなわけです。
そこで今回は、バーチャルYouTuberとなって人間の私たちと遊んでくれている鴉天狗は一体どんなテングなのか、徹底考察していきたいと思います!
※まあ茶番は置いておいたとしても、本記事は違法な手段を取って個人を特定しようとか、特定してどうこうしようとか、という主旨のものではございません。
あくまで千羽黒乃さんが公式に発言している内容をまとめて考察し、ミステリアスなその正体を考察することで、より千羽師匠の魅力を探っていこうというのが目的です。
ただ、それでもこのような特定っぽい内容が不快に感じるという方は、そっとブラウザバックしていただくことをおすすめします。
千羽黒乃の年齢は何歳なのか問題
千羽黒乃さんの年齢は1011歳です、はい。
ただこの問題、人間界では何年暮らしたのか?と言い換えることもできるでしょう。
1000年超にも及ぶ鴉天狗生活の中で、ある程度人間界で過ごすことも多かったようで、その証拠に、動画内では『昔はヒカルの碁のアンソロジーコミックをブックオフで見つけて買って帰った』『業務スーパーのクリームチーズが美味しい』などと発言しており、人間界での暮らしに相当慣れているように見受けられます。
ちなみに私が千羽黒乃さんの年齢(人間界で過ごした年数)を一番に気にし始めたきっかけは、動画内で野球の話題になった時、福岡ソフトバンクホークスではなく『南海ホークス』と発言したことです。
南海ホークスの拠点は南大阪、1988年まで存在したプロ野球チーム。(現在の福岡ソフトバンクホークスの前身ですね)
つまり、1988年には少なくとも人間界と交流を持っていたのではないかと推測できます。
例えばの話なんですが、まだ4~5歳くらいの幼い子供の傍で、毎晩お父さんが南海ホークスの野球中継を見ていたとします。三つ子の魂百までも、その子が大人になっても、口をついて出てくるのは福岡ソフトバンクホークスではなく南海ホークス…なんていう想像をしてしまいますね。
といった冗談はさておき、以下が、千羽師匠の年齢を推察できる発言等をいくつかご紹介します。
- TRFのSurvival dAnceを歌い始める(曲の発売年は1994年)
- バーコードバトラーを遊んでいた(1991年発売)
- ガチ酔いした時にスピッツのチェリーを歌い始める(曲の発売年は1996年)
- ガチ酔いした時に初代ポケモン(アニメ)の歌を歌い始める(アニメ開始は1997年)
- カラオケで初めて「炉心融解」を聞いてボカロにドはまりした(炉心融解のカラオケ配信は2009年頃~)
- 酔ったときにテレビ番組「クイズShow by ショーバイ」について話している(放送期間は1988年~1996年)
- 母親や親戚からは行き遅れ扱いされており、ずっと独身だと思われていたいとこが最近ついに結婚した(その際に祖母から水子のお守りを渡され、プレッシャーをかけられた旨の発言をしている)
ちなみに、「千羽黒乃」というキャラクターの元ネタは、東方Projectの射命丸文であることを本人が明言しています。
(射命丸も鴉天狗ですし、ビジュアルもかなりインスピレーションを受けたことが推察できます)
そんな東方(弾幕シューティングゲーム)を寝る間も惜しんでやりこんだ旨の発言をしていますが、弾幕シューティングとしての東方が登場し、人気を博した1996年~2000年頃に少なくとも中高生くらいだったのではないかと推測されます。
2000年に15歳とすると、現在はだいたい35歳くらいという計算に。
やはり前述の発言まとめと合わせて、35歳前後くらいと考えるのが妥当な気がします。
また、去年「健康診断を受けて肝臓の数値なども問題ない健康体だと医者に褒められた!」という話をしており、病院で受けるタイプの健康診断(人間ドック?)を初めて受ける一般的な年齢を考えても、特に齟齬はないですね。
千羽黒乃の出身地…というか育った都道府県はどこ?
千羽黒乃が35年ほど人間界で生活していそうだという話は前述の通りですが、では人間界、まあおそらく日本のどこで生活していたのでしょうか?
(バーチャル高尾山にはブックオフはありませんからね…おそらく)
時々口をついて出てくる関西弁
関西出身の方は気付いてるのではないかと思いますが、千羽黒乃は、ふとした時に関西弁が口をついて出てきます。
関西弁に慣れていない関東の方でもすぐに真似できるような『あかん』『知らんけど』のような単語レベルの話ではなく、イントネーションが完全に関西訛りのことが多々あります。
これは一朝一夕に真似してできるような類のものではありませんし、鴉天狗が人間界の言葉を覚える時、関西圏内にいたと推測するのはかなり妥当なところではないでしょうか。
前述の南海ホークスも大阪がホームの野球チームなので、偶然かもしれませんがその点とも整合性は取れますね。
※実は時々『いかん』と発言することもあるため、三重~愛知あたりの可能性も考えたのですが、千羽黒乃の『儂は~』という口調には方言問わず『いかん』という言い方がマッチするので、「いかん」を根拠に東海出身だとするのは少し浅はかかなあと判断しています。
かなり初期のゲーム配信動画では、結構素っぽい声でハッキリと「腰いわす」という発言をしています。
「腰いわす」は明らかに関西圏の言い方なので、やはり出身は関西という線は間違いなさそうです。
東海と関西を結ぶ点と言えば三重、あたりでしょうか・・・これはちょっとこじつけすぎか。
(昔住んでいた場所はかなり田舎だったと発言しており、高尾山が八王子市であることを考えると、やはり東京ではないように思えますね。)
ただこれは後述しますが、後の活動拠点が関東に移っているのも間違いないので、生まれは関西圏でも、その後は関東に住処を移していると考えるのが妥当でしょう。
千羽黒乃の性別は?
最後に、千羽黒乃の性別について考えてみます。
千羽黒乃の見た目としては完全に女の子ですが、とはいえ本人もハッキリと「女児です」とは発言していないように思えます。
この記事も冗長になってきたので、下記にいくつか情報をまとめます。
①結構ガチのショタコン(ショタコンの男女比は男性のほうが多い)
これは千羽師匠のファンなら誰もが知っていることかと思いますが、ショタについて話し始めると止まらなくなります。
いわゆるおねショタ好きなようで、飲酒配信などではかなり際どい発言もしています。
こればかりは絶対的な根拠になり得ませんが、まあどちらかというと男性のほうがそういった人気は高めかな?という印象はあります。
②箱根駅伝等でイベントバイトをしていた
これまでに何度も、イベントスタッフのバイトをしていることを明かしています。
中でも箱根駅伝のイベントスタッフをしてバイトした際に、トイレ休憩の時間が取れないため、おむつを持参することを先輩に勧められたと語っています。
こちらもイベントバイトとして活躍されている女性はいらっしゃるので、絶対とは言えないのですが、やはりどちらかというと男性が多い仕事の部類かと思われます。
また、トイレ休憩に関するアドバイスも、あまり女性相手に発言したとは考えにくい気がします。
③初期動画の食べ歩き動画とカメラの目線の高さ
これは個人的に最も参考になった動画です。
鴉天狗の地元(?)である高尾山を実際に歩いて紹介する超初期の動画なのですが、注目したいのが、食べ歩きの際の食べっぷりと、動画の目線です。
動画中では何度か食事をとっていますが、そばに至っては汁まで飲み干すなど、お上品ながらも普通に結構食べるな、という印象があります。
(ちなみにこの動画の中で、ちょっと手がチラ見えする瞬間があるのですw)
別に女性は少食だとか汁を飲まないとかそういったことが言いたいわけではありませんが、パッと見た時の印象はやはり男性っぽいかな、という感じがします。
そしてここが自分の中のほぼ唯一の決め手。
動画の目線に注目してみてください。
すれ違う人たちとの目線の高さの違いを見ていただくと分かるのですが、ちょっと高いところから撮影している印象です。
もちろん自撮り棒的なものも考えたのですが、仮に自撮り棒だとしても、自分の目線の高さより上に持ってくる必要はありませんし、ケーブルカーに乗る際など動画撮影もしづらくなります。
小さな女の子という鴉天狗のキャラクターを考えても、意図的に高いところから撮影したというよりは、自然に目の高さにカメラを構えた、と考えるのがどうも自然なように思います。
身長170後半~180cmくらいの高身長男性であれば、この「ちょっと高めの目線」はちょうど説明がつくかな、と思った次第です。
性別については正直なところ、確証に至る情報がなく、前述の水子供養のお守りの話とあわせると、どんどん深みにはまって分からなくなります。
(もしそこまで計算しての発言だとしたら、相当すごいですよね・・・)
最後に、千羽黒乃は麻雀プロなのか?
タイトルにも付けた千羽黒乃は麻雀プロなのか?というお話ですが、個人的にはやはり違うのではないかと考えています。
(ファンの中でも、千羽師匠がプロだと思っている人はあまりいないとは思いますが。)
千羽黒乃は、わりといつもお金に困っている発言をしています。
日々の買い物はもちろん業スーですし、100円ローソンで値引きされたスイーツを買うのもためらうという話をして、リスナーの笑いを誘っていました。
麻雀プロになったからと言って団体から給料がもらえるわけではありませんので、収入の有無が直接的にプロか否かの判断基準にはなりませんが、もし麻雀プロがお金に困っているとすれば、商業活動に結びつけにくい(開始当初は)無名のVTuberとしてではなく、麻雀プロという肩書を売りにYouTube活動を始めるのが妥当ではないでしょうか。
動画の中で千羽黒乃は、学生時代に百人一首大会で相当な戦績を収めてきたことを明かしていますし、ホラゲ実況では普通に英語を読んでプレイしています。
また、麻雀にある程度必要な知識とはいえ、動画内で少々複雑な確率の計算をパッと立式していることなどから、結構一般的な高学歴な人だな、という印象を受けます。
英語能力についても、所謂バイリンガルや留学帰り的な「超流暢な英語」というよりは、普通に受験勉強をして大学でも英語を読む機会があって、スピーキングに特化した教育を受けたわけではないが、当たり前に英語は読める、という感じ。
また、動画内の端々に滲み出る教養なども、マルチに色々特技がある高学歴者に多いタイプに見受けられます。
そしてそれが、千羽師匠の一番の魅力でもあるわけですね。
色々と書いてきましたが、私の中の結論は、千羽師匠の正体・・・いや、VTuverとして活躍している鴉天狗の正体は35歳前後の関西出身高学歴男性(35年間人間世界で暮らしたオス鴉天狗?)というところで落ち着いています。
もちろんそれが合っている間違っているという話がしたいというよりは、こうやって色々と千羽師匠の動画を見ることで、その魅力により多く気付けるよね、というお話です。
今後もミステリアスさ、知的さ、そして可愛さ面白さを兼ね備えた千羽師匠を応援し続けたいと思います。