夜景、写真、撮り方

学生時代の下宿探し、社会人になる直前の家探し、そして楽器演奏可能物件などなど、かれこれ3回は賃貸物件探しを経験している私だが、やはりそれなりに色々な不動産業者と出会ってきた。

 

ちなみに全部京都の物件で、当然ながら仲介業者さんも京都の会社さんである。

(京都は学生の街で賃貸需要が多いため、仲介不動産会社も星の数ほど存在するようだ。)

 

対応がひどい業者さんはたくさんあったが、酷さの種類も実に様々だった。

今回は、私が経験した様々な体験談についてご紹介するとともに、最終的に仲介業者乗り換えに至った話ついて記事にしたいと思う。

1社目─内覧の運転が居眠り運転、酷い管理会社・・・

1回目は、京都大学入学に際して、下宿先を選ぶ際のことである。

何も分からなかったので、とりあえずネットで目に付いた仲介業者を選ぶことにする。

 

今考えれば、例えば新規契約で〇円キャッシュバックだとか、仲介手数料の安い業者だとか、もっと大手だとか、色々と仲介業者の選び方はあると思うのだが、その時は非常に一般的な「ネットで物件を探し、とりあえず気になる物件を問い合わせてみた」という流れだったのだ。

 

HPから問い合わせをかけると折り返しの電話があり、翌日お店に行くことになった。

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すぐに契約する確率の高い客には意欲的

これは別件でも強く感じたことだが、当然「店に来てすぐに契約しそうな客にはやる気を出す」が、入居予定日が先の客や、いつ契約してくれるか分からなさそうな客は嫌がられる。

 

ちなみに1回目の物件探しでは、入学式の1週間前に慌てて下宿探しを始めたこともあり、不動産会社もかなりやる気がある雰囲気だった。

内覧をたくさん回ってくれたが、居眠り運転が酷い

最初の賃貸物件探しは父親に同伴してもらったが、内覧は色々と回ってくれたものの、運転があまりにもひどいものだった。

 

別に上手な運転手を求めているわけではないけども、居眠り運転はやばい。

(何度か私が声をかけて起こした。)

 

その後も父親が助手席に乗り、後ろに私がドアを開けて乗車しようとすると、私がまだ席にもついていない、片足は外に着いている状態で車を発進される始末。

 

バランスを崩して車の中に倒れ込んだだけですんだが、一歩間違えば大事故だ。

担当者ガチャ外したかな・・・感はありますが、ちょっと酷いですよねえ・・・

 

とはいえこの時は父親も同伴しているからか、「担当者ガチャは外しただけで、舐められてはいない。」と感じる。

 

(この数年後に、一人で同じ不動産会社に行ったときには、まるで態度が違っていたのである。

たぶん、その時は完全に舐められていたのだが、それは後ほど。)

 

ちなみにそこの不動産会社は、私が入居した物件の管理会社も兼ねていた。

(物件の建物管理部門が設置されていた。)

 

ついでに言うと、これがまた酷い。

 

別記事でまた書こうかと思うが、部屋が雨漏りして連絡をした際も無視され続け、そもそも入居後の清掃状況も、綺麗どころかゴミだらけ、カビだらけ、Gのフンだらけ・・・と地獄。

 

少なくともこの賃貸仲介業者は選ばないほうが無難だと今になってよく分かる。

またしても前回と同じ業者を選び絶望、ついに乗り換えへ

この業者は選ぶべきではない、それはもう今となっては痛感しているが、就職後の新居探しをするにあたり、「今の物件の退去の手続きもあるし、同じ賃貸仲介業者を選んだほうが良いかな」などと思ってしまい、結局前回と同じ不動産会社に来店した。

 

ここがもう、やはり最悪でした。

 

入居希望日は2月末頃で、事前にネットで調べた物件を提示し、「こちらに空き募集がでているから、3月入居が可能が問い合わせて欲しい、もし他にも物件があれば紹介してほしい」と頼んだ。

 

担当してくれたのは若い男性の方だったが、この時点で12月。

ひとまずオーナー様に問い合わせますね、と言われ、その日は退店した。

 

そのあとが酷かった。

 

4日に1回くらい、「本日もオーナー様とは連絡が取れませんでした。引き続き、よろしくお願いいたします。」というメールが届くものの、とにかくずっとオーナーの方と連絡がつかないと言う。

 

こちらから、連絡先が間違っているとか、他に連絡手段があるとかないでしょうか?

そこそこ良い物件なので、埋まってしまいそうなのですが・・・と言っても、「また連絡してみます」と言われるだけ。

 

そんなまま、1月中旬を迎えてしまった。

 

本当に連絡がつかなかったのか他に原因があるのか分からないが、とにかく、テキトーにあしらわれたまま、何の進展もなく時間だけが過ぎたのである。

 

何かあった時のために、と思い早めに物件探しを始めていたため、私も一応そこまで連絡が来るのを待っていたが、もうさすがに「これ何かおかしくないか?」と考え直し、ついに違う仲介業者に乗り換えることに決めた。

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2社目─「連絡がつかなかったオーナー」と連絡がついたが、内覧担当者のミスもあり埋まってしまった

仲介業者乗り換えを検討した私は、とりあえず、狙っていた同じ物件を扱っている業者さんに一斉問い合わせを送ってみた。

 

そのうち4社ほど反応があり、一番早く対応してくれるという仲介業者に乗り換えを決めた。

 

賃貸仲介業者としては業界最大手と言っても良い会社。(アンパンマンと似た名前のところです)

 

話を聞いてみると、私がずっと「オーナーと連絡が取れない」と言われていた物件はまだ引き続き募集を続けており、3月入居でもOKと確認が取れたとのこと。

 

もちろん(?)だが、乗り換え前の仲介業者からは一切連絡なし。

 

来店してすぐに私が希望していたところを含め3か所ほど内覧候補を選び、内覧担当の方にバトンタッチして車に乗り込む。

 

しかし、これがまたひと悶着あるのである。

 

現地に着いた時点で、担当者が「あっ財布忘れた・・・財布忘れたので駐車場代が払えません。店に取りに戻ります。」と言ってきました。

 

私が「とりあえず私出しますよ」と言っても、「いえ、取りに帰ります!」とのことで一旦店に戻り、再び出発。

 

その後、その物件近くの駐車場に停め、いざオートロック玄関を開けようとすると、今度は「あっやばいっ間違えた鍵持ってきちゃいました。もう1回店に戻って良いですか?」と言いだした。

 

さすがに半分呆れ笑いをしながら「いいですよ」と言い、3度目の正直、私の希望物件の前まで来たとき、お店から担当者の方に電話がかかってきた。

 

なんと、飛び込みで来店した他のお客さん2分ほど前に、内覧なしでその物件を決めてしまったという。

 

何か騙されてる気もしなくもないほどの偶然とタイミングだが、物件は早い者勝ちなのは承知しているし、完全に縁がなかったんだと諦めるほかない。

 

結局、2か所目に連れて行ってもらった分譲マンション(の賃貸)に決めることにした。

 

そのお家に住んで2年間目になるが、特に不満はないので良かったと考えるしかない。

 

まあその担当者のミスがなければ・・・と思わなくもないが、こればっかりは仕方がないですね・・・。

 

ちなみに「内覧時は待ち合わせ場所まで送迎付き!」という約束でその仲介業者を選んだのだが、最後帰るときには、私に「えっまた送らなきゃダメですか?」と当たり前のように聞いてきた。

 

サービスなのでこちらも強要するつもりはないが、送ってもらえる前提で自転車などは持ってきておらず、荷物も多いまま来店してしまっていたので、「ご迷惑でしょうか・・・?」と聞くと渋々最初の待ち合わせ場所まで送ってくれた。

 

その担当者は、私を下ろしたあと、「そこの喫茶店寄っていこうと思うので、万が一お店から電話かかってきたら、めっちゃ道が混んでいてさっき着いたところ、と言っておいてください、と私に釘を刺し、去っていった。

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ミスは誰にでもあることだし、いちいちキレるつもりもないし、営業なんてある程度サボらないとやってられないだろうなとも思うが、例えば私が強面のおっちゃんだったとしたら、同じことは起きなかったような気がする・・・というのが本音である。

 

特に最後の喫茶店のやつね。

仲介手数料の他に黙って色々と契約させられそうに

これは賃貸不動産契約あるあるかもしれないので詳細は省くが、契約時には、色々と余計な項目を勝手に追加され、必要以上に高額な初期費用を要求された。

 

(3万円近い害虫駆除代だったり、Amazonで評価が最悪な「火消ッシュ」という防災グッズだったり、「隣のお家へ挨拶に行くための手土産用洗剤4箱(しかも当然これがめっちゃ高い)」だったり、そういう不要そうなものは、毅然とした態度で全て削除をお願いした。

 

これだけで、初期費用は5万円以上削ることができたと思う。

(まあこれは、賃貸契約あるあるなので、別に私が舐められたからというわけでもないと思うが)

 

上記は、私が経験した酷い仲介業者体験の一部である。

 

ちらっとお話しした通り、管理会社を兼ねていた1軒目の酷いエピソードはまだ色々とあるし、この後別の物件探しを行った際も、散々メールを無視されたり、むしろ「世の中には対応の良くない仲介業者のほうが多いのでは?」というような印象すらあった。

 

とはいえ、最終的に痛感したのは、「結局は担当者次第」というところと、「最初に父親に同伴してもらったときとは、全体的に態度が違うよなあ。」というところ。

 

担当者を変えてもらうというのは現実的にできないので、まともに対応してもらえないと思ったら、潔く別の仲介業者に乗り換えるしかないのかもしれない。

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